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マンガ「私たちはどうかしている」の36話目「鎮火」のあらすじや感想です。
コミックは7巻に収録されています。
前回では、七桜が「さくら」だと椿にばれてしまいました。
屋敷は火が回り、椿は話をあとにして大旦那を救出しに行きます。
一方、椿を待っていた七桜ですが、お腹に激痛が走ります。
お腹には椿との子どもがいます。
では、36話目をみていきましょう。
~ここからはネタバレ注意です。~
私たちはどうかしている36話「鎮火」あらすじ・その1
急に倒れた七桜をかかえた城島・・そこに多喜川も駆けつける。
七桜は椿を待っていた。
だが、七桜の意識はなくなってしまった・・そして雨が降る。
2日後、七桜は病院のベッドで目が覚める。
そこにいたのは、偽の母役を演じた夕子がいた。
夕子に椿のことを聞く七桜。
鎮火され、母屋は全焼したが店は無事だった。
椿のことは知らないという。
だが、亡くなった人はだれもいないという。
ほっと安堵する七桜・・そしてまたお腹が痛む。
お腹の中の子どもどうだったかと夕子に尋ねる。
ゆっくり休んでという夕子、その結果はわかった。
こんなママだから、きっと赤ちゃんも嫌になって居なくなってしまったんだとショックを受ける七桜。
夕子は、誰が悪いとかじゃない、と言いながら力強く七桜を抱きしめる。
天罰がくだったと七桜は思った。
そしてその様子を見ていた城島は多喜川に、七桜はこのまま光月庵から離れたほうがいいんじゃないかと言う。
多喜川は何も言わなかった。
私たちはどうかしている36話「鎮火」あらすじ・その2
七桜は、椿が部屋に戻ってきたのかが知りたかった。
七桜に部屋にいろと言った椿。
話を聞くと言ってくれた。
部屋に七桜がいなくて、安心しただろうか。
それとも……小さな期待が胸に残る。
そして看護師にご飯をだされる、七桜。
ちょうど光月庵のことがテレビで報道されていた。
店の客は、歴史的建造物の母屋がなくなったのは悲しい。
だが店は残っていて安心したという。
今回の火災で、市の文化財にも指定されている御菓子の型や道具も無事だったようだ。
若旦那が命がけで守ったという、ニュース。
七桜は食事をするために持った箸を落としそうになった。
椿と七桜が離れるとき、大旦那を探し行くと言った椿。
でも大旦那の部屋には、店を正式に継ぐための道具があった。
椿はそれを守りにいったのかと疑念が浮かぶ。
七桜は病室からいなくなった。
それに気がついたのは多喜川だ。
七桜は病院の屋上にいた。
女将が事件に関与していたのは明らかになったが、母親の無実をまだ証明できていない。
そんな七桜の女の子が近づいてきた。
女の子は、和菓子をくれた・・七桜は涙する。
多喜川が七桜を探しに屋上へきた。
そんな多喜川に七桜は言う。
さっきのご飯は味がしなかったのに、御菓子はとてもあまいと感じる。と。
多喜川は七桜とこれからどうしたいのか聞いた。
七桜は、御菓子を作りたいと。
戻りたい、あの頃に。
御菓子が作ることが楽しくて、あるのはただ御菓子が好きって気持ちだけだったあの頃に。
全部忘れよう、大丈夫忘れられる、椿のことも全部。
雪が降りつもるころ、真っ白な寒梅の練り切りを今年も作ろう、そのときはきっと前を向いていける。
そう思った七桜。
ーそれから3年たった。
五月雨亭の注文が入った光月庵。
おいしいと言われるが、注文はほかの場所へするという亭主。
職人の山口と椿は顔色を変える。
亭主はおいしい御菓子を作る店があるという。
その店を尋ねる椿。
「花がすみ」という店の名前らしい。
「花がすみ」はお客でにぎわっている。
御菓子を紹介する、七桜の姿があった。
そこには多喜川もいる。
五月雨亭の御菓子は、花がすみに決まったと七桜に報告する多喜川。
椿が七桜の御菓子に気づくかを七桜に聞く多喜川。
たぶん気づくけど関係ない、と言い、いまの光月庵には消えてもらう、とも言う七桜。
〜ここまでがあらすじです〜
私たちはどうかしている36話「鎮火」感想
ここまでで、一章は完結しました。
次回からは新章が始まります。
子どもも椿も失った七桜。
望んだのは、ただ御菓子を作ることだけ。
そんな七桜は嫁ぐときに切った髪を伸ばしました。
舞台は3年後から始まります。
ただ、その七桜からは光月庵に対して冷たい発言を残しています。
椿が後継者のための道具を守ったのでは?という疑念から、椿に暗い感情をもつようになってしまった様子の七桜。
愛し合っていたはずのふたりの間に、年月も重くのしかかってくるでしょう。
また始まる新章では、七桜と椿の御菓子バトルが繰り広げられるように思えてきます。
離れてしまった二人は、新章ではどうなるのでしょうか。
新たなる舞台「花がすみ」も出てきて、お話はますます盛り上がってきます。
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