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私たちはどうかしている13話3巻「閉じ込められた部屋で」ネタバレあらすじ感想

2019年12月27日

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マンガ「私たちはどうかしている」の13話目「閉じ込められた部屋で」のあらすじや感想です。

コミックは3巻に収録されています。

前回では七桜の母を名乗る女性が現れました。

しかし、その女性は誰かに母親役を頼まれたことがわかりました。

しかし女将と椿は納得していない様子。

そして椿に部屋に閉じ込められる七桜。

では13話目をみていきましょう。

~ここからはネタバレ注意です。~

私たちはどうかしている13話「閉じ込められた部屋で」あらすじ・その1

「ここでならゆっくり話ができるな」

椿は、七桜に質問をする。

目的は何であるのか?

椿は、茜屋(旅館)との結婚を破談にできるなら、結婚相手は誰でもよかった。

相手がどんな生い立ちであろうと、どんな目的があろうと。

しかし、その相手が「さくら」であったら別である。

どうして結婚の話を受けたのか?と。

「椿さんと結婚すれば、御菓子がずっと作れると思ったの」

母親と喧嘩をして家を出てきてしまったので、資格も何もない状態では働けなかったこと。

行くところもなく途方に暮れていたと説明した。

ただ、御菓子が好きで、御菓子を作りたいだけだと七桜は言う。

「じゃあほかにはなにもいらないってわけだ。朝と晩の食事くらいは持ってきてやる」

椿はそう言って、部屋の戸を閉めてしまった。

閉じ込められる七桜。

その間、七桜がいないことをいいことに、七桜の荷物を漁る女将。

正体を暴く秘密があると思ったのだ。

そんな女将をみて、椿は下品だと冷たく言う。

そして、七桜はしばらく母親のところに泊まるようだと嘘を女将にいう。

椿は、結婚式を来月の23日に決めた。

私たちはどうかしている13話「閉じ込められた部屋で」あらすじ・その2

閉じ込められてしまった七桜。

食事だけは椿が持ってきてくれる・・だが、食欲などない。

七桜は何を疑っているのかと、必死に椿に問いかける。

御菓子を作れるだけでいいのだと。

そんな七桜の必死な様子に笑う椿。

この部屋は菓子帳がある部屋である。

棚のなかには、御菓子の道具がそろっている。

その左の棚には材料もある。

ここで存分に御菓子を作れと笑う。

仕方なく言われた通り、棚をみる七桜。

そこには憧れていた型抜きがあった。

そして菓子帳も古いものから多くそろっていた。

15年前の菓子帳をみると、そこには母の字で菓子についての記述があった。

桜の御菓子がたくさん描かれていた。

一瞬でも母親を疑ってしまったことを悔いる七桜。

椿がまた七桜の様子を見に来る。

不意をついて外に出ようとするも、椿に阻まれる。

思わず椿にキスをして、外に飛び出す七桜。

七桜を見つけた、あやしい黒い影。

その人は、七桜に向かって壺を落とした。

私たちはどうかしている13話「閉じ込められた部屋で」感想

前回から、突然椿の態度が変化しました。

七桜の言葉をまったく聞く様子もなく、ただ部屋に七桜を閉じ込めてしまいます。

七桜の本当の気持ちは、御菓子をつくりたいということ。

もちろんそれは嘘ではありません。

ただそれがすべて本当かは、また別のお話。

七桜の目的は母の身の潔白を証明すること。

それと同時に、七桜の気持ちにも変化があったのではと思いました。

全部嘘の結婚でも、気持ちには本当の部分も混じっているようにも。

椿は七桜に冷たくしてしまっている自分、でも七桜を突き放せない自分に葛藤しているようにも思えます。

そうすると、ただ憎らしくて、七桜を閉じ込めたわけでもなさそうです。

椿の行動に読者側もやきもきしてしまいます。

そして最後に、七桜に壺をなげる謎の人影。

一体誰なのでしょう。

あやしい人物は何人かいますが、詳しい描写がされていません。

これから真相が明らかになってくると思うので、次回もその点に注目して読んでいきたいです。

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