大河ドラマ2020 麒麟がくる・キャスト

麒麟がくるの明智光秀(長谷川博己)の年齢は?時代背景や本能寺の変はどう描く?

2020年、新大河ドラマ「麒麟が来る」、みなさんはもうご覧になりましたか?
今作品では実力派俳優として名高い長谷川博己さんが主人公明智光秀を演じます。

戦国時代は歴史好きの方には非常に人気のある分野ですが、今回はなんといってもあの本能寺の変を引き起こした張本人であり、人生についてまだ解明されていないことが多いミステリアスな人物・明智光秀が主人公。

ドラマ内でどう生涯を描いていくのか、また、光秀の心情の移り変わりなどにも注目を浴びています。

そこで今回は、歴史好きでもそうでない方でもわかりやすく明智光秀についてご説明していきます!

麒麟がくる主人公明智光秀を演じるのは長谷川博己さん

長谷川博己さんは1971年3月7日、東京都生まれの現在47歳。
182cmで、爽やかイメージが印象的な高身長イケメンさんです。

最終学歴は中央大学文学部をご卒業されています。

やはり、芸能界でも人気が高い長谷川さんは過去には多々熱愛報道がありましたが、現在ご結婚はされておりません。

趣味は映画鑑賞、本屋に行くこと、旅行や人間観察といった仕事に関わる趣味もお持ちです。

映画やドラマには数多く出演されており、代表映画やドラマ作品は、セカンドバージン、シン・ゴジラ、家政婦のミタ、MOZUといった幅広い役柄を演じており、演技力はかなり高いと評価されている実力派俳優さんです。

大河ドラマでは『八重の桜』で、主人公八重の最初の夫である、川崎尚之助を演じました。
大河ドラマは二度目となる出演です。

長谷川さんは光秀を演じるのに、『国盗り物語』を研究したり、光秀に関する資料を読み漁り、自分なりに光秀像を形成していったそうです。

努力家で、探究心ある長谷川さんだからこそ、謎に包まれた明智光秀を演じ切れるのではないかと思います。

撮影にあたり、『本能寺の変を起こした明智光秀』を意識して演じるのではなく、『様々な立場の人と出会い、成長していく明智光秀』を強く意識したそうです。

ドラマ内で『麒麟は平和な世の中に現れる』という伝説を信じ、どの人物が麒麟を連れてこれるのかという光秀の仕官のストーリをあえて描くことで、人間の争いは昔から無くならないという永遠の課題を現代の世の中に問いかけています。

麒麟がくるの明智光秀の年齢は?生い立ちも

2/9現在までに放送されている、第1話~第4話では光秀が斎藤道三に仕官していたり、ドラマ内での立場や振る舞い、年代から考察してみると年齢は20代と考えられます。

光秀の出生に関する詳しい資料などはまだ発見されておらず、以下のようなことしかあまり分かっていません。

[aside type="normal"]
・美濃国守護土岐氏から血を引いており、明智光綱の嫡子
・「もとより高貴な出ではない」と記述(ルイス・フロイス記『日本史』より)[/aside]

享禄元年1528年前後に生まれたという説もありますが、それを裏付ける資料が発見されていないため、謎とされています。

今のところ分かっている来歴を順番にまとめてみると、

[box class="yellow_box" title="明智光秀生い立ちまとめ"]・美濃国守護代・斎藤道三に仕官。[明智光秀・20代]

・斎藤道三(父)VS斎藤義龍(子)の長良川の戦いで、道三側につき、敗北し、浪人となる。[明智光秀・20代後半]

・一乗谷を治める朝倉義景のもとへ[明智光秀・30代?]
⇒新発見の資料により、医師として生業を立てたとされている

・一乗谷に滞在中の足利義昭・細川藤孝と出会い、足軽衆として活躍[明智光秀・41?]

・義昭と信長の間をとりもつ[明智光秀・43?]

・義昭と対立し、暇乞いを申し、正式に織田家家臣の一員となる。[明智光秀・46?~]

・信長と公家や南蛮人の仲介役を行ったりと、光秀の才能が生かされる。また、武官としての才能も信長から認められる。

・1582年に本能寺の変を引き起こす[明智光秀・55?]

・秀吉による光秀追討の中国大返しにより、軍備が整わないまま山崎の合戦を迎え、敗北し坂本城へ敗走。

・坂本城へ向かう途中、落ち武者狩りに合い、落命。[/box]

という壮絶な人生を歩んでいます。

何が光秀を謀反へと導いたのか確証ある資料はありませんが、もしかすると信長による厳しい実力主義政策に不満を持っていたのかもしれません。

しかし、信長に才能を買われていた面もあり、何が謀反を起こす原因となったのかは分かっておらず、現在も歴史研究家による調査がすすめられています。
今後の発見に期待したいところです。

麒麟がくるの時代背景や明智光秀と本能寺の変はどう描くかの予想

ドラマでの日本は室町幕府が衰退し、幕府による国ごとの支配力が弱体。
下克上が各地で起こり、戦が絶えない世の中になっていました。

この時代にはたくさんの有名武将が登場し、日本人や世界の人にも尊敬される戦国武将が活躍した時代でもあります。

今回の大河ドラマの脚本は池端俊策さんが担当されています。
「NHK大河ドラマガイド麒麟が来る前編」のインタビューによると、『白黒はっきりしない』ストーリー、つまり結果を決めつけない構成に敢えてしていると記述されてました。

また、『麒麟』をテーマに、現代にもつながる『終わらない人々の争い』を課題とした平和な世界への意識も込められているそうです。

このことから、本能寺の変を描くにあたり、光秀の様々な経験や立場、感情の葛藤や覚悟、また視聴者に現代の課題に対するメッセージ性も含んだ仕上がりになるのでは?と大いに期待を抱いております。

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