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マンガ「私たちはどうかしている」の15話目「茶室」のあらすじや感想です。
コミックは3巻に収録されています。
前回では、何者かの仕業でケガをしてしまった椿。
大切な仕事を断ると言いますが、椿を七桜がサポートすることで依頼を受けることに。
御菓子を単に作るだけではないお茶会。
お茶のたて方を椿から教わることになります。
では15話目をみていきましょう。
~ここからはネタバレ注意です。~
私たちはどうかしている15話「茶室」あらすじ・その1
加賀藩主の前田利家は、千利休の直弟子であった。
利家が根付かせたお茶会は、いまも金沢に息づいている。
お茶とともに親しまれ、広まった和菓子。
和菓子は茶の引き立て役であり、茶席を知らずして茶席の御菓子は作れない。
七桜は茶室に通される。
大旦那が師範の資格を得たときに作った茶室だ。
椿も物心ついたときから、茶を教わっていた・・8歳のときまでだったが。
茶室に入ったら、まずは掛け軸に一礼。
神聖な床の間に飾られる掛け軸は、茶室を造形するもっとも大事な道具である。
掛け軸に書かれている精神や心を敬うためにある。
流れるような指さばきの椿は、しなやかで、丁寧できれい。
椿の御菓子の美しさは、この世界に触れてきたから?と七桜は感じた。
お茶の世界は一期一会。
二度と同じ茶会はおこなわれない。
交わした言葉、そのときの空気、感じた思いすべてを尊く思う。
そんな茶会の御菓子をつくるのが、和菓子職人であると椿は言う。
大旦那が茶室に入ってきた。
職人たちはそのとき、大旦那の話をしていた。
椿と七桜の結婚式は来月の23日。
しかしその日は、毎年大旦那の茶会が行われることになっている。
結婚式があるなら、茶会へは参加しないのでは?という話になる。
わざと椿は日程をぶつけたのではと言われてしまう。
大旦那は、椿のお茶を飲みたいという。
お茶をのんだ大旦那は、草薫会のお茶会に招かれているが、椿の御菓子は食べないという。
偽りの心を持つ者がつくったものを、食べる気にはならないという。
大旦那がお茶会で御菓子を残すということは、周囲に悪評がたつのが目に見えている。
「作るよね、大旦那さまが食べずにはいられなくなるような御菓子」
「作る御菓子はもう決まっている、“落とし文”だ」
私たちはどうかしている15話「茶室」あらすじ・その2
落とし文は、オトシブミという昆虫が葉に卵を産み付けることを模した御菓子。
卵からかえって幼虫を葉が敵から守って、えさにもなる。
そのことから、親の愛を伝える意味をもつ御菓子。
茶会が行われるのは父の日。
大旦那の嫌味だった。
「安心しろ、大旦那の嫌味には慣れている」
そう言って笑う椿。
椿の茶道の手さばきが綺麗であるのは、お茶をやっているときは、作法が決められて、何も余計なことを考えられないから?と七桜は思う。
心ない言葉を小さいころから浴びせられてきた椿。
心を殺して生きてきたのかと、胸が苦しくなる七桜。
夜、七桜は落とし文の御菓子のデザインを考えた。
掛け軸のある茶室で、ひとりデザインを続ける七桜。
和菓子をしるように、椿のことを知っていけば、あの日の真実が見えてくるかもしれない。
椿に一歩踏み込む決意をした七桜。
そんな姿を椿は見ていた。
そして彼女に寄り添った。
「不妄語戒(ふもうごかい)」
偽りの心を持ってはいけない・・茶室の掛け軸の言葉である。
この掛け軸の前で嘘をついたら地獄におちる。
そして、掛け軸の前で椿は七桜に思いを告げる。
1人の女として惹かれていると。
でも「さくら」ならこの思いを殺さねばならない。
本当に花村七桜であるのかと。
それとも「さくら」であるのか?と問いかける。
私たちはどうかしている15話「茶室」感想
今回は、恐ろしい人物の1人である大旦那が登場しました。
相変わらず椿に冷たく、今回もすごみがありました。
幼少のころから、七桜はつらい思いをしてきましたが、椿も同様に悲しい幼少時代を過ごしてきたことがわかりました。
お互い家庭に恵まれないなかで、和菓子を支えに生きてきた2人
。惹かれ合う2人ですが、真実を話せば、2人の関係が壊れるのは目に見えています。
七桜は真実を告げるのでしょうか。
次回を待てません。
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