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私たちはどうかしている17話4巻「嘘」ネタバレ注意!あらすじや感想など

2019年12月28日

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マンガ「私たちはどうかしている」の17話目「嘘」のあらすじや感想です。

コミックは4巻に収録されています。

前回では、七桜は茶会の御菓子を作ることになります。

そして、椿から告白。

ですが、同時に七桜が「さくら」ではないかと問われます。

ですが、七桜は「さくら」ではないと言います。

では17話目をみていきましょう。

~ここからはネタバレ注意です。~

私たちはどうかしている17話「嘘」あらすじ・その1

嘘には二つある。

人を守るためにつく嘘、そして人を傷つけるための嘘。

七桜のついた嘘は、後者だと自覚していた。

女将が、七桜の母親役をしたくれた女性の店に来店した。

女将は七桜のお茶に薬をまぜ、眠ったときに、女性が七桜に渡した名刺を勝手に見た。

店の名前が書いてあった。

「お母さんともぜひゆっくりお話したくて、でもお住まいは輪島だと思っていましたわ」

にっこりと微笑んで、七桜の母だという女性に問いかける女将。

出身は輪島であるが、七桜が家を出たあと引っ越してきたと女性は言う。

しかし、女将は七桜が家を出たのは3年前。

それにしては、器が古いものだと言い返す。

女性が視線をそらした後、飲み物に蛾をいれた。

お客にこんなものを出すなんてと怒る女将。

その場にいた客もどよめく。

言いがかりだという女性は、女将の囁きにぞっとする。

椿と七桜の結婚式には出てほしいが、ほんとうの母親ならば来てと。

こんなお店をつぶすなんてわけがないと、微笑む女将。

地元の名士と懇意の女将は、人脈をちらつかせる。

女性は、七桜の母親役は降りると決めた。

私たちはどうかしている17話「嘘」あらすじ・その2

七桜は、椿に問いかけた・・なぜ大旦那と仲が悪いのかと。

椿に逆に問いかけられる。

家族は仲がいいものなのか?と。

七桜は母親が死んでから、ずっと1人だった。

椿はきっと大旦那や女将に愛され、可愛がられている毎日なのだろうと七桜は母が亡くなってから思っていた。

だが違うのだろうか。

椿は七桜に、小さいころいちばん楽しかった思い出を聞かれた。

「桜を見たことかな。ママと幼なじみといっしょに。楽しくてきれいでおいしかった」

「おいしかったってどんだけ食い意地がはってるんだよ」

そう言って笑う椿。

椿の思い出は茶室で父親にお茶を教えてもらったこと。

大旦那にも教えてもらった記憶がある。

だが、父が亡くなって一年半たったあの日までは大旦那との関係も悪くなかった。

椿はその日、大旦那にぼんやりしているのは何故か問われた。

椿の父と、七桜の母がもめているのは本当だったのかとも聞かれる。

椿は、父と七桜の母がキスをしていたのを大旦那に話してしまった。

すると、大旦那の様子がかわった。

世間に嘘を言って、息子の死の真相もうやむやにしてしまったことを悔やんだ。

そして椿を責めた・・この家の子ではないと言われてしまった。

椿はそれから大旦那が冷たくされるようになり、椿の作った御菓子を食べてくれなくなった。

完璧な御菓子を作れば、大旦那にこの家の子だと認められるかもしれない。

努力をしたが、それも無意味だと知った。

あるとき、大旦那に落雁を渡された。

椿は踏切でそれを落としてしまい、危うく事故になりそうになった。

大旦那は助けてはくれなかった。

大旦那の大切なのは高月家の血・・それ以外のものはどうでもいい。

消してもかまわない、椿の命さえ大旦那はどうでもいいのだ。

椿はこの店をかならず自分のものにすることを誓った。

私たちはどうかしている17話「嘘」感想

女将VS七桜の偽母の対決。

これは余裕で女将が勝ちました。

七桜のように強い覚悟がなければ、あっけなく負けてしまうこの勝負。

前半は女将の凄みのきいたセリフは見応えがあります。

それと対極にある、後半部分の椿と七桜の思い出のお話。

お互い幼いころは、幸せでした。

椿の父が亡くなってから、不幸なことが続く2人の人生は離れていても通じるところがあるのかもしれません。

幼いころ椿の話をきいて、態度をかえた大旦那のことも気になります。

椿が実子ではないと確信をもったようでした。

それは何故なのでしょうか。

一つのことが明らかになっても、また謎が深まっていきます。

いったいどこで謎は解決するのか、まだまだ先が見えません。

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