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私たちはどうかしている33話7巻「夕ざりの茶事」ネタバレあらすじ感想

2020年1月1日

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マンガ「私たちはどうかしている」の33話目「夕ざりの茶事」のあらすじや感想です。

コミックは7巻に収録されています。

前回では、七桜は椿の前から姿を消すことを決めました。

ですが、まだ事件の真相を明らかにしていないと思いとどまります。

事件現場の部屋へ行きます。

ですがその部屋は封印されていました。

部屋に入れるのは茶会の日のみ。

茶会の日に、部屋に忍び込もうと決めた七桜。

では、33話目をみていきましょう。

~ここからはネタバレ注意です。~

私たちはどうかしている33話「夕ざりの茶事」あらすじ・その1

女将が苛ついた様子で、大旦那を探していた。

今日こそは、椿を正式な跡取りに決めてもらいたいと大旦那に言うつもりだった。

だが、大旦那には来客が来ていた。

来客は弁護士・・・遺言書を弁護士に預けていた。

『遺言書 高月宗寿郎は次のとおり遺言する

第1条 遺言者の有するすべての財産を遺言者の孫・高月椿に相続させる。
ただし、高月家の血を引く孫が現れた場合は、その孫がすべての財産を相続する』

大旦那は遺言書の存在を秘密にしようと弁護士を話している。

だが、女将はそれを聞いてしまった。

女将は激高して、大旦那に詰め寄る。

「お義父さま!!椿はれっきとした跡取りです!!いい加減に認めてください。光月庵を相続するのは椿だけです」

「おまえに何を言ってもムダだ。このことは私が決める」

女将はショックを受けたまま動けなかった。

私たちはどうかしている33話「夕ざりの茶事」あらすじ・その2

茶会当日になった。

毎年光月庵の創立日がある風炉の季節に大旦那さまが催す「夕ざりの茶事」。

夕刻から席入りし、日が暮れていく風情を味わい、夜の燈火を楽しむ、趣のある茶事である。

まずは膳の運び出しから。

七桜は作法を身につけ、つつがなく振る舞う。

席には、栞もいた。

周囲は栞の可憐な姿に、椿とお似合いだと言う。

結婚式をぶちこわした七桜は、神経の図太い女と陰口をたたく。

だが大旦那が遮った。

「恐れながら桜の根が非常に図太いのをご存知ですか。ときにはコンクリートすら蹴り上げる。それに強く太い根をもつ桜ほど、美しくたくさんの花を咲かせる。それくらい図太くなければ、この店ではやっていけないでしょう」

七桜をかばうように桜の表現を並べる大旦那。

それに同意する多喜川・・・多喜川も席に呼ばれている。

その会話を冷たい表情で聞く女将がいる。

厨房では、椿が茶席の御菓子を作っていた・・・夕顔の御菓子だ。

中のあんは黄身餡。黒文字をいれたとき、黄色が目に飛び込んでくる。

夕顔の咲く夜空に月が浮かんでいるのを感じてもらえたらいいという意味がある・・・椿らしい御菓子だ。

綺麗な御菓子、椿しか作れない御菓子を目に焼き付けておきたいと思う七桜だった。

主菓子を出し終わると、茶会は中立ちとなり後座の準備に入る。

その間に、女将は大旦那の部屋を家捜ししていた。

遺言書を探している・・・だが、大旦那は女将の行動は分っていた。

「相変わらず油断ならない女だ。茶事の最中なら私は茶室から動けないと思ったんだろう。こんな夜だったな、私が初めておまえに疑惑を抱いたのも……」

大旦那が茶席に出かけていた夜、庭を抜けて部屋に行こうとした時に目撃した男女。

それは女将と、旦那さまとは違う男。

それから大旦那は、初めて人が獣に見えたという。

「椿は似ているんだろう、その男に……」

「どうして裏切った!25年前お前を見初めてこの家の嫁に迎えてやったのは私だぞ。だから私は追い出さなかった」

加賀御三家の鳳(おおとり)家の娘だった女将。

蝶のように美しく聡明で、いい女将になると思った。

だが彼女は蝶ではなく、この店を飲み込む蛇だと大旦那は言う。

「私を…そうさせたのはだれですか……」

嫁ぐとき、旦那さまに愛されると希望をもっていた女将。

だが、旦那さまは女将を愛することはなかった。

たった一度も触れることはなかった。

それを聞いた大旦那は、やはり椿は光月庵の血を引いていないと確信する。

女将は遺言書を大旦那から奪おうと、大旦那を突き飛ばした。

大旦那はテーブルの角に頭をぶつけて、血を流して気を失った。

女将は部屋にあったロウソクを倒してその場を去った。

一方、茶室に大旦那がいないことを知った七桜。

嫌な予感がして、閉じられた部屋に行った。

そこに居たのは、女将だった。

旦那さまの着物を抱きしめている女将。

七桜は、旦那さまが倒れていた事件の日に、女将がその場にいたことを思い出した。

〜ここまでがあらすじです〜

私たちはどうかしている33話「夕ざりの茶事」感想

茶会には、開けられる閉じられた部屋。

そこには何か事件のヒントがあるのではないか、そう七桜は思っていたようです。

そして部屋に入ったとき、女将の姿を思い出しました。

やはり事件には、女将が関わっていたようです。

女将の業は深いですね。

大旦那さままで殺そうとしている。

女将の気持ち、女性として好きな人に愛されたかった。

それだけなのですが、完全にこじれてしまっています。

好きな人と簡単には結ばれず、いろんなこじれ方をして、憎しみあうのがこのお話なのですね。

ですが、七桜には幸せになってほしいです。

次回は、女将と七桜の対決が見られるでしょうか。

楽しみです。

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