新生児黄疸という言葉は、赤ちゃんがいる方なら聞いたことがありますよね。
退院してから、黄疸が出ていないか気を付けて見てくださいとは言われたけれど、1人ではなかなか判断が難しいもの。
新生児黄疸と診断されて治療を受けた子を持つ私も、いざ1人になると、どのくらいで病院に行ったらいいのか悩みました。
同じように悩んでいる方に、少しでも私の経験をお伝えできればと思います。
新生児黄疸、退院後の判断基準にしていたこと
黄疸というのは、肌の色や白目の色で判断するのが一番簡単な方法です。
私も毎日気を付けて見ていました。
ただ、肌の色ってわかりづらいんですよね。
昼間か夜かで見え方も違うし、電気の色でも変わってきます。
なので、普段よく見ていたのは白目の色です。
すでに新生児黄疸で治療も受けた後だったので、我が子は2人ともすでに白目が黄色っぽかったです。
なので、前日よりも黄色くないかしっかり判断できるように、決まった時間、決まった部屋で、写真を撮っておいて判断するようにしていました。
今はスマホで、気軽に写真が撮れますからね。
見比べることで、だいぶわかりやすくなると思います。
もう1つは、便の色です。
これは、黄疸の原因にもなる重大な病気、胆道閉鎖症を早く発見するために重要です。
今は、母子手帳にわかりやすく便の色を載せたカードがついていると思います。
通常は緑や黄色の便の色が、この胆道閉鎖症という病気になると白色やクリーム色になります。
この病気は、早期に対応しないと危険な病気です。
気になるときは、このカードと見比べるといいと思います。
退院後に黄疸が気になったことはあるか
私の子は2人とも新生児黄疸でしたが、幸い退院後に黄疸がひどくなることはありませんでした。
それでも、しばらくは黄色っぽい色が気になりました。
特に1人目は、母乳性黄疸で、その後もずっと母乳のみで育てていたために、数か月黄疸がひかなかったです。
毎日白目や肌の色を見ながら、大丈夫だな、変わっていないな、ひどくなっていないな、と確認していました。
きちんと観察していたので、大丈夫なことはわかっていたのですが、やはり実家の親や友達に「黄色いね」と言われたときは不安になりました。
普段見ていない人から見たら、黄疸が出た子はやはり黄色く見えるんですね。
ただ、1か月健診でお医者さんからもう心配ないと言われたので、それからは本当の意味で大丈夫と思って過ごせるようになりました。
まとめ
退院すると、様々な判断はお母さんにゆだねられます。
しかし、専門家ではないので、絶対という判断はできません。
毎日、本当に大丈夫か、自分の判断は間違っていないか、自問自答の連続だと思います。
だから、本当に心配なときは、「こんなことで」と思わずに、お医者さんに相談しましょう。
その方が、安心できると思います。
新生児の間は、2週間の健診、1か月健診、自治体によっては保健士さんが自宅に来てくれたりするところもあります。
そういう機会も利用して、疑問や不安をそのままにしないようにしましょう。
自信をもって最初から何でもできる人なんていませんからね。
困ったときには、周りの人を頼りながら、少しでも安心して育児ができるようにしましょうね。