赤ちゃんとの生活は、かわいいだけじゃなくて忙しい日々の連続。
新生児の時期は、おっぱいを欲しがっては泣き、おむつが濡れては泣き、やっと寝たと思ったらすぐ起きて、なかなか長く寝てくれない、そんな日々を予想していました。
でもなぜかうちの子は、よく寝てくれて、無理に起こさないと授乳できないくらい。
そんな方、いませんか?
それ、もしかしたら新生児黄疸の症状が出ているかもしれません。
新生児黄疸の子は睡眠時間が長い?
新生児期は、必ず2、3時間おきに授乳してくださいと言われますが、特に意識しなくても2,3時間おきには泣き出して起きるのが普通ですよね。
どちらかというと、寝付いてもすぐ起きてしまい、お母さんが寝不足になるのがよくある悩みなはずです。
でも、黄疸が出ている子のお母さんは、悩みが逆です。
息をしているのか不安になってしまうくらいよく寝てくれて、「こんなに寝て大丈夫?」という悩みが生まれます。
私の子は、夜3時間おきに、わざわざアラームをかけて赤ちゃんを起こしていたくらいでした。
そうしないと一晩中寝てしまうくらい、睡眠時間が長いのです。
なぜ新生児黄疸の子はよく寝ると言われているのか
新生児黄疸かどうかは、血中のビルビリンの値で判断されます。
何らかの理由でこのビルビリンの値が高くなると、肌や白目が黄色くなる黄疸の症状が出てきます。
この黄疸が出ている赤ちゃんは、とても疲れやすいのだそうです。
そもそも生まれたばかりの赤ちゃんは、排せつをするのもおっぱいを飲むのも一生懸命、何をするにも体力を使います。
なので、もともと新生児は、大人や幼児に比べてよく寝ます。
そこへ黄疸が出ると、さらに疲れてしまうので、それを回復するために他の子以上に寝るのです。
新生児の時の我が子の平均睡眠時間
一般的に、新生児の睡眠時間は平均16~18時間と言われています。
我が子は新生児黄疸が出ていたのですが、平均睡眠時間は20時間以上だったと思います。
一日に8~10回授乳をしていたので、ほぼ授乳の時間しか起きていません。
むしろ授乳の時間ですら、疲れて途中で寝ているくらいでした。
黄疸の症状が落ち着いてきてからは、徐々に睡眠時間も短くなってきて、起きていてくれるようになってきました。
生後一か月を迎える頃には、周りの子と同じくらいの睡眠時間になってきて、一安心したのを覚えています。
まとめ
黄疸は、排せつをしてビルビリンを体外に出さなければ治りません。
なので、とにかくたくさん飲ませてたくさんウンチを出させることが大事なのです。
毎日、眠い我が子を無理やり起こして、おっぱいを飲ませるのに必死でした。
周りからは、「よく寝てくれて助かるじゃない」と言われましたが、そうじゃないんですよね。
新生児黄疸の子の親としては、いっぱい泣いていっぱい起きてほしいんです。
あまり理解されない悩みですが、新生児黄疸で悩むお母さんは、きっと少なからず同じ思いを持っているのではないかなと思います。
あれから5年、長女はなかなか寝なくて困るくらいに、大きく成長しました。
大丈夫、ちゃんと元気に、大きくなりますからね。