東京ディズニーリゾートは、新型コロナウィルス拡大により、2020年2月29日より現在閉園中となっています。
中国からヨーロッパ、アメリカ、そして日本にまで感染が及んでいる影響で、TDR再開の期限も決定していない状況ですが、上海ディズニーランドでは5月11日から制限を設けてのパーク再開、ウォルト・ディズニー・ワールド(フロリダ)ではパークに隣接するDisney Springs(日本で言うイクスピアリ)も5月20日から制限ありで再開されます。
まだ油断できないような状況ではありますが、経済面でかなり落ち込んでしまったため、再開をしていくようです。
日本はまだ休園を続けるというニュースが入りましたので、新エリアのオープン延期について、海外ディズニーパークの動向などをお伝えしていきます。
休園によりTDR新エリア・美女と野獣のオープンが延期!?
東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーは臨時休園期間を延長いたします。今後は政府、自治体の要請が解かれた段階で再開時期を判断し、お知らせいたします。
東京ディズニーランド大規模開発エリアの開業時期については、両パーク再開後の状況を見て決定いたします。
https://t.co/TrGMbteSdH— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) May 8, 2020
休園してから何度も公式HPでは再開の発表が3月から現在まで何回も発表されていましたが、5月8日に、政府や自治体の要請が解かれた時点でパーク再開を延期すると発表されました。
今回、おおよその日付などを指定してせずに発表したため、実質、無期限の休園となりました。
もしパークが再開された後、国内の感染状況がどのようになっていくかを踏まえて運営側は再開していくと考えられます。
両パーク再開後、新エリアオープンに向けて色々と準備が必要になるため、新エリアオープンには一か月以上の期間が設けられると推測できます。
実際にゲストを新エリアに入れて、人の動きをどうコントロールしていくかなどの検討段階を設ける必要が出てきます。(→スニーク)
現時点では新エリアのオープン日は分かりませんが、無事にオープンできる日を待ちましょう♪
上海ディズニーランド再開の動き!今後のTDRはどうなる?
上海ディズニー再開!!!!!
はやいな!
またクラスターとかならないといいなぁ😞 pic.twitter.com/7GHbdmeWQR— ひまわり@ハロニュ福岡 (@disneybiglove2) May 11, 2020
2020年5月11日に、上海ディズニーランドが全面再開をしたというニュースが入ってきました。
入場制限をかけ、再開する対応を取るとの発表がありました。
他にも、入場前の体温検査、マスク着用、レストランなどの飲食店では手洗いの徹底を求め、キャラクターグリーティングは中止するなど、休園前の状態とはなりませんが、あらゆることに制限をかけて再開をしていくようです。
5月8日現地時間午前8時にチケットの予約受付を開始したところ、数分で完売してしまいました。
やはり、中国は3ヵ月以上の自粛を行った反動で、人々は外出をともなう娯楽に時間を費やしたいということが読み取れます。
日本も、緊急事態宣言が解除されれば、制限はあったとしても、耐えていたストレスから解放されるため、レジャー施設に向かう人も多くなるでしょう。
TDRは今も人気が高い上位レジャー施設なので、人が殺到するのは十分考えられます。
パーク再開後、人数制限なしで運営し、クラスターなどが発生した場合、さらなる対応に運営側は追われてしまうので、どういう形態で運営していくか十分考慮していくと思います。
また、緊急事態宣言の解除後、国内の人の移動が急激に増加することで、感染者数の波が第二波、第三波と増加を繰り返すことも推測できます。
そうなってしまうとパーク再開後も二度目の休園に…という事態も考えられそうです。
ですので、次のような対策を講じながら運営をしていくかもしれません。
[box class="yellow_box" title=""]・人数制限を行い、来場者数が多くなることを防ぐ
・入園前の検温
・マスク着用を要求
・手洗いの徹底
・キャラクターグリーティングの中止
・屋内アトラクションの人数制限[/box]
などが挙げられます。
入園前の検温やマスク着用、屋内アトラクションの人数制限などは、完全に感染者数がいない状態なら実施しないことも考えられます。
しかし、いまのところ、運営側は政府や自治体の要請をみて判断するとのことでしたので、完全に収まってから再開するかもしれません。
ここは慎重に判断して、今後どういった運営形態にしていくかなども検討してほしいです。
休園中のパークは今どうなっている?
【春の花を感じさせるコスチューム】
東京ディズニーリゾートには、春のあたたかな日差しが降り注ぎ、たくさんの植物が色とりどりの美しい花を咲かせています。
ところで、東京ディズニーランドにはガラスの温室のようなレストランがあるのをご存じでしょうか?
>> https://t.co/EpW1F0KHvP pic.twitter.com/Q4CsopZ80Q— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) May 7, 2020
パークの休園だけではなく、隣接するイクスピアリ(一部生活に必要な店は人数制限を設けて営業)や、ディズニーホテルも休館しています。
ディズニーホテル(ランドホテル・ミラコスタ・アンバサダー・セレブレーション)は2020年4月6日から緊急事態宣言が発令される前の2020年4月1日~休館となりました。
イクスピアリは、スーパーマーケット、薬局、歯科医院は営業・診察を行い、混雑時には入場を待つように求めています。
休園により、オリエンタルランド職員、ディズニーキャストやイクスピアリの従業員が通勤・帰宅する人たちのみが舞浜駅を利用していて、駅周辺は閑散としています。
普段なら春休みシーズン、GWなどでは多くのゲストが来園し、入場制限がかかるほどですが、辺りは閑散としているようです。
気温が暖かくなり、通年なら人の行き来も多くなり、来園者数が伸びる時期でしたが、今回の感染拡大を受け、経営するオリエンタルランド側もかなりの大打撃となったことでしょう…。
パークは休園していても、従業員の給与は支払う対応となっているため、経営面がとても心配になってきます。
そんな暗いニュースが続いてますが、運営側はいつでもパーク再開ができるように準備しているようです。
ディズニーホテルが4月に休館する以前、ミラコスタに宿泊したゲストからは、『ディズニーシーのハーバー前はイースターの飾りつけがしてあった!』という声がネット上にありました。
いつでも再開できるように対応しているようです。
パーク再開の期限は分からず、終わりが見えない現状になっていますが、はやく収束を願い、日常のパーク運営再開をしてほしい気持ちでいっぱいです。
まとめ
2020年プログラムの一つである、東京ディズニーランドの新エリアオープンは延期してしまいましたが、いつか必ずオープンする日は来ます。
暗いニュースが多い世の中ですが、少しずつ海外ディズニーランドでは再開する明るいニュースも出てきました。
世界では新しい生活様式に沿ったパークの遊び方が推奨されています。
その波に乗って、東京ディズニーリゾートも再開できるようになってほしいですね!